Aloha~♡
ハワイ在住の森ユマです。
この記事では、日本の運転免許証をハワイ州の免許証に切り替える方法をご紹介しています。
地味に必要書類を揃えるのに時間がかかりました。
2024年5月に無事にハワイ州の免許証をゲットしたので、実際の流れをみなさんにも詳しくシェアしていきます!
これから申請予定の方、ぜひ参考にしてくださいませ。
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日本の運転免許証をハワイの免許証に切り替えた
ハワイ州の運転免許証を取得するには、2つの方法があります。
- ハワイ州の筆記・実技試験を受ける
- 日本の運転免許証をハワイ州のものに切り替える
今回私が取得した方法は、「②日本の運転免許証をハワイ州のものに切り替える」です。
書類を取り寄せるのに時間はかかりましたが、試験をパスできたので割とスムーズに進みました。
日本の免許証を持っている人にとっては、試験免除はとてもありがたいシステムですね。
もちろん交通ルールは日本と違うから、運転する前にしっかり覚えないといけないんだけどね。
ハワイ州の運転免許証の取得方法
ということで、日本の運転免許証をハワイ州のものに切り替えた流れを詳しくご紹介していきます。
日本から運転免許経歴証明書を取り寄せる
まずは、日本から運転免許経歴証明書を取り寄せる必要があります。
運転免許経歴証明書とは?
免許証の取得日や有効期限など、免許証の内容を証明する証明書のこと。
日本の免許センターのみが発行している。
「日本の免許証ちゃんと持ってますよ!」ということを最初に証明する必要があるみたいですね。
郵便局から申請できるので、私は家族に依頼しました。
代理で申請してもらう場合は、委任状が必要になります。
注意して欲しいのは、必ず日文・英文の2通を申請すること!
どちらかでも足りないとハワイでの免許証は取れません。
郵便局で申請する
↓
指定住所へ運転免許経歴証明書が送付される(1週間)
↓
それを家族にハワイまで送ってもらう(1週間)
という工程を経てようやくゲットできました。
もしみなさんがまだ日本にいる場合は、運転免許経歴証明書を持ってハワイへ来るとスムーズですよ~!
ちなみに、、
”免許証に記載されている住所(以前一人暮らししていた家)”と”運転免許経歴証明書の送付先住所(実家)”が違ったのですが、問題なく取得できました。
これがダメだったら一時帰国まで待とうと思っていたので、本当に良かった・・・
ホノルル日本国総領事館で自動車運転免許証抜粋証明を発行してもらう
名前がややこしいのですが、次に必要な書類は自動車運転免許証抜粋証明です。
自動車運転免許抜粋証明とは?
有効な日本の免許証を持っていることを、英文で証明してくれるもの。
ホノルル日本国総領事館で発行してくれる。
日本から取り寄せた運転免許経歴証明書の有効期限は3ヵ月なので、必ず期限内にホノルル日本国総領事館へ行きましょう。
持って行った書類はこちら。
最新情報はホノルル日本国総領事館の公式ホームページで確認できます。
- 運転免許経歴証明書
- パスポート
- 日本の運転免許証
- ハワイの住所を証明できる書類
- アメリカでの滞在資格が確認できるもの
- マリッジサーティフィケイト
- 申請書
アメリカでの滞在資格は、グリーンカードを持って行きました。
また私は国際結婚をして名字が変わっていたので、マリッジサーティフィケイトが必要でした。
ハワイでは主人の姓を使っていますが、日本の免許証は旧姓のままだったのでその理由を証明するためです。
5/7に申請に行き、1週間後の5/15以降に受け取りが可能と言われました。
5/16に再度ホノルル日本国総領事館へ行って上記の紙を見せると、ようやく自動車運転免許抜粋証明をもらえました。
受け取りに行くときは、写真付きIDと手数料15ドル(現金のみ可)が必要になるので忘れないように。
「ホッチキスは外しちゃダメだよ」と言われ、大事に大事に持ち帰りました!
免許センターで運転免許証を発行してもらう
自動車運転免許抜粋証明を取得したら、あとはお近くの免許センターへ行って免許証を発行してもらうだけです。
必要な書類はこちら。
- 自動車運転免許抜粋証明
- 日本の運転免許証
- パスポート
- ソーシャルセキュリティカード
- ハワイの住所を証明できる書類2通(発行から2ヶ月以内)
- アメリカでの滞在資格が確認できるもの
- 申請書
免許センターは予約必須なので、行ける日が決まったら早めに予約を入れておきましょう。
予約をするときに目的のサービスを選ぶところがあるのですが、「Out Of State Transfer」を選択します。
「Hawaii License Renewal」など他にそれっぽい項目があるのですが、ここは正しく入力しないといけないのでご注意ください。
申請書は当日免許センターで書いてもいいのですが、私は事前に印刷して記入して持参しました。
当日は予約時間までに免許センターへ行き、チェックインをします。
必要書類が揃っているかチェックを受けたら、中の待合室で順番を待ちます。
呼ばれたら窓口まで行き、書類の確認、視力検査、手数料(41ドル)の支払いを行います。
視力検査は、窓口にある機械を覗き込んで、指定された場所の数字8桁を読み上げます。
また左右で光が点滅するので、見えた方を「右!」「左!」と回答しました。
手数料は、現金で41ドル。
カードで支払うと2.35%の追加手数料が発生するそうです。
窓口のお姉さんがまあ不機嫌でダルそうな態度で、英語を聞き返したら「・・・チッ。ハァ―――」とあからさまにイライラしていました。
だけどこんなんじゃ全く落ち込まなくなった自分に成長を感じて一人で感動。笑
窓口での手続きを終えたら奥のカウンターへ移動して、写真撮影、指紋採取、署名を行います。
ここで撮影した写真が免許証に使われるので、みなさんしっかりお顔を整えていきましょうね♡
指紋は右手の親指、右手の人差し指、左手の人差し指を取られました。
その後、紙の仮免許証をもらってこの日は終わりです。
本物の運転免許証は、後日6週間以内に自宅まで配送されます。
なんだかんだ動き始めてから1ヶ月かかりましたが、無事にハワイの免許証をゲット!
ハワイ州の運転免許証を申請するのに気になったこと
これから運転免許証を申請する方に向けて、2つ補足で解説させてください。
これはぜひ知っておいて欲しいのです!
身分証明書として使いたいなら、必ずリアルIDの申請をする
アメリカの運転免許証には、リアルIDと非リアルIDの2種類があります。
リアルIDは日本の免許証と同じイメージで、持っていると身分証明書としても使えるし運転もできるもの。
アメリカ国内旅行で飛行機に乗るとき、お酒を買うときに写真付きIDとして利用できます。
対して非リアルIDは、ハワイ州での運転にのみ利用できるもの。
身分証明書としては使えないし、他の州で運転を許可するものでもありません。
申請書に「リアルIDを希望しますか?」という質問があるので、必ず「Yes」にチェックをしましょう。
実は私もリアルIDを申請していたのですが、免許センターへ行った日は途中まで非リアルIDとして処理されていたんです。
最初の窓口で非リアルID希望と処理され、最後に写真撮影をしてくれたお兄さんが気付いて訂正をしてくれました。
お兄さん神かよ・・・
なのでみなさんは、紙の仮免許証をもらったらすぐに「リアルIDになっているか」をチェックしてみてください!
そこで気付けば向こうもすぐに修正してくれるはず。
リアルIDを持っていれば、カマアイナの証明にもなるから便利!
日本の運転免許証にはスタンプを押された
「この免許証はハワイでは有効ではありません」というスタンプが、日本の免許証の裏に押されました。
日本では引き続き使えるようで、一安心。
私はてっきり無効になってしまうのかと思っていました。
まとめ
以上、日本の免許証をハワイ州のものに切り替えた流れを解説しました。
これから申請される方の参考になりますように。
他にもハワイに住む方に役立つであろう情報を発信しているので、ぜひご覧ください♪