Aloha~♡
ハワイ在住の森ユマです。
この記事では、ハワイで歯の詰め物が取れてしまった私が取った行動、かかった治療費などをくわしく解説しています。
私も初めての経験だったので不安になりながら何とか対処しましたが、「周りに聞ける人がいたらなぁ」と心細く感じました。
実際の体験談をシェアしているので、みなさまの参考になったら嬉しいです。
・ハワイで詰め物が取れてしまった方
・ハワイで歯医者に行きたいけど、よく分からず困っている方
ハワイで歯の詰め物が取れました
その時は突然訪れました。
夜にウォーターフロスで歯のケアをしていた時に、なんか一瞬口の中に固いものがあるような感覚が。
念の為口の中を確認してみると、なんと歯の詰め物が取れているではありませんか!?
しかも悲しいことに、詰め物は勢いよく水に流されてしまった模様・・・
うそーーー!?ハワイに来る前に日本で治療したばっかりだよ!?
ハワイで歯医者に行くつもりなんて全くなかった私。
なぜなら治療費が高いと聞くし、英語でやり取りする自信もなかったから。
しかし、詰め物が取れてしまった歯を放置しておく訳にはいきません。
泣く泣く私が取った行動とそこから分かったことをまとめておりますので、ぜひハワイで同じように困っている方は参考にしてください。
ハワイで歯の詰め物が取れて私がしたこと
詰め物が取れたのは夜だったので、もうその日に歯医者に行くことはできません。
翌日最速で歯医者に行くために、私が取った行動は以下です。
ネットで歯医者を探す
以下の条件に当てはまる歯医者をネットで探しました。
・ホノルル市内にある
・日本語でやり取りができる&先生が日本の方
・朝から営業している
・口コミが良い
歯の治療方法が国によってどれほど違うものなのかは分かりませんが、該当の歯は日本で一度治療されたもの。
日本の歯事情に精通されている方に診てもらいたかったので、日本人の先生を探しました。
また身体に関わることなので、しっかり説明を理解してから治療を受けたいと思い日本語OKの歯医者にしました。
そして私は、条件の当てはまるアラモアナデンティスリーに行くことにしました。
名称:Ala Moana Dentistry(アラモアナデンデンティストリ―)
住所:1440 Kapiolani Blvd #1239, Honolulu, HI 96814
電話:+1(808)955-1440
営業時間:月、火、木、金 7:30-17:00
※水、土、日は定休日
ホームページ:オフィス紹介 — Ala Moana Dentistry
ホームページも日本語で見やすいから安心だった!
電話で予約を取る
なるべく早く行きたかったので、朝一で電話をかけました。
日本語OKとあった通り、電話予約も日本語で丁寧に対応してくれたので安心でした。
歯の詰め物が取れたことを伝え、大体の金額を聞いてから、当日の予約が取ることができました。
来院する
受付の方は日本の方で、受付も日本語でOKでした。
ここからの流れは日本とあまり変わらず、治療を受けていきます。
スタッフの半分くらいは日本の方だったので、終始日本語で大丈夫だったよ!
かかった治療費は計1,300ドル(17万円)
みなさん気になるのはそのお値段だと思いますが、今回かかった費用は計1,300ドル(約17万円)でした。
内訳は以下です。
・詰め物 1,100ドル(14.3万円)
・レントゲン 100ドル(1.3万円)
・診察料 100ドル(1.3万円)
さすがアメリカ、治療費がめちゃくちゃ高かったです。
実はあの時、詰め物を無くしていなければ10万円以上は節約できたんですよね・・・
今さら考えても仕方ないんですけどね・・・
もしあなたのお手元に取れてしまった詰め物がまだあるならば、治療費は格段に安くなると思います。
そのまま歯医者に持って行けるよう、大切に保管してください。
アメリカの保険に歯医者は含まれない
ちなみに旅行者や短期滞在でハワイにいる方の保険には、ほぼほぼ歯医者は含まれていません。
(ついでに眼科も含まれていないことがほとんど)
今回行ったアラモアナデンティストリ―には、1年だけ有効な歯科保険プラン(199ドル)があったので私は入会をして保険適用してもらいました。
もし保険外だと、以下の金額です。
・詰め物 1,100ドル(14.3万円) ⇒ 1,500ドル(19.5万円)
・レントゲン 100ドル(1.3万円) ⇒ 223ドル(2.9万円)
・診察料 100ドル(1.3万円) ⇒ 180ドル(2.4万円)
つまり、保険外だとさらに7.8万円も高い24.8万円を払っていたことになります。
アメリカの医療費、恐るべし・・・
日本に帰った方が安い場合もある
治療費のことを考えると、日本に帰ってから治療した方が費用を抑えられる場合もあります。
旅行者の方は、残りの日程が短くご自身が我慢できると思うなら、日本へ帰国してから歯医者へ行くのもアリだと思います。
短期滞在者の方も、条件によっては飛行機代を払ってでも日本へ帰った方が安くなる場合も。
ただし、歯は一生ものです。
今回の私の体験でも分かるように、ハワイでも歯の治療は可能です。
詰め物が取れてしまった場合にはなるべく早く治療した方が良いので、慎重に判断して後悔のないようにしましょう。
電話だけなら無料だし話も聞いてくれるから、まずは相談してみるといいかも!
日本の歯医者とハワイの歯医者の違い
大まかな流れは日本と変わらないのですが、「なんだか日本と少し違うような・・・?」と感じたことがいくつかあったのでご紹介します。
施術前に治療費についてしっかり説明される
施術前に「この金額で進めますが問題ありませんか?」としっかり確認をされます。
実は日本と違って、アメリカには保険の種類がいくつもあります。
どの保険に入っているかによって治療費が異なってくるので、受付の時点であらかじめ治療費を計算してくれます。
治療費に納得がいかなければ、受付の時点で帰るという選択肢もOKです。
だから受付の時間は5~10分と長めかも。
手袋や麻酔が甘い香り
手袋や麻酔から、チョコレートの香りがしました。笑
しかも麻酔は甘い味がして全く嫌じゃなかった!
歯を大切にするアメリカなので、小さい子も治療を受けやすいようにという配慮とのことです。
歯磨き粉にもアップル味やオレンジ味があったので、ミント味が苦手な子も歯磨きを習慣化しやすそうでした。
うがいする流しがない
日本の場合は、コップを台に置くと水が出てきて、口をゆすいだらそのまま流しに出すと思います。
しかし、ハワイの歯医者にはどちらもありませんでした。
歯科衛生士の方が水を入れてコップを持ってきてくれて、水を吐き出すパイプのようなものを口に近づけてくれるのでそのまま出します。
例えるなら、トレイ掃除に使うラバーカップを逆さまにしたようなもの。
申し訳なくて、毎回一回しか口をゆすげませんでした・・・笑
日本スタイルで、自分でゆっくりできた方が私は好き!
せっかくなので色々聞いてみた
他の治療も今後必要になるかもしれないので、大体の治療費を聞いてみました。
定期検診・クリーニングは70ドル(0.9万円)
保険ありの場合の金額です。
旅行者の場合は不要かと思いますが、1年以上滞在する予定の方は綺麗な歯をキープするためにも定期的なチェックとクリーニングは受けたいところですよね。
日本よりは高めの金額ですが、払えない金額ではないので私は受けようと思いました。
虫歯になるともっと高いから、事前に防いだ方が安く済むし。
虫歯治療は600ドル(7.8万円)
こちらも保険ありの金額です。
高いですねー・・・
ですが虫歯を放置する訳にもいきませんので、治療が必要な場合には潔く払いましょう。
こんな金額を払わなくてもいいように、普段からのケアが大切ですね。
矯正は7,000ドル(91万円)
こちらは保険適用外でした。
先生によると、日本よりは安いとのこと。日本の矯正事情に詳しくないのですが、そうなのでしょうか・・・?
私からすると十分高すぎるお値段です。
ちなみに私の彼も小さい頃は歯並びが悪く、矯正をしていたようです。
今はとても綺麗な歯並びなので、ご両親に感謝しています。
アメリカで歯並びの良くない大人の方は、滅多に見かけないなぁ。
まとめ:歯のケアはちゃんとしよう
ここまで歯の詰め物が取れてしまった私の体験談と分かったことをまとめてきましたが、こんなのやらないに越したことはありません!
お金も時間も手間もかかります!
ぜひみなさんは普段から歯のケアをしっかりして、歯医者には頻繁に行くことのないようにしてくださいね。