※この記事は、2023/11/26に情報を更新しました。
Aloha~♡
ハワイ在住の森ユマです。
このページでは、ハワイで銀行口座を開設するのに必要な書類や流れを解説しています。
ハワイでは、日本人でも銀行口座を開設することができます。
円安が止まらない今、ドルで預金を持っておくと安心ですよね。
ぜひこの記事を参考にして、ご自身の口座をゲットしましょう!
旅行者も簡単に手続きできる
ハワイでは、アメリカ非居住の方でも銀行口座を開設することができます。
通常アメリカで口座を開設する際に必要とされる、SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)が不要だからです。
そのため、短期留学やハワイ旅行者の方でも、簡単に開設することができます。
メリットや注意点もあわせて説明しているので、最後まで読んでみてください♪
ハワイの銀行口座の種類は2つ
ハワイの銀行口座は、2種類あります。
- Checking Account(チェッキング・アカウント)
- Saving Account(セイビング・アカウント)
口座を開設するときに選ぶ必要があるので、それぞれの違いを理解しておきましょう。
Checking Account(チェッキング・アカウント)
旅行者・ハワイ在住の日本人には、こちらのChecking Accountがおすすめです。
日本の普通預金口座とほぼ同じで、普段から使える口座。
口座にお金を置いていても利子は付きませんが、いつでも出し入れできるアメリカで一般的に使われている口座です。
私もハワイ出身の主人も、日常的にこちらの口座を利用しています。
私の知り合いもほぼこっちを使ってるよ。
Saving Account(セイビング・アカウント)
「Saving = 貯金」という意味で、貯蓄用の口座になります。
旅行者や短期滞在者には向いていません。
なぜならば、以下のような制限があるからです。
- ATM引き出し回数に制限がある
- 引き出す時は一旦Checking Accountに移さないといけない
- 小切手が発行できない
- 光熱費などの支払いができない
とても使いづらいですね。
ただしポイントは、利子が高いという点!
長期的にドルを寝かせておきたいという方にはおすすめです。
ほとんどの人がChecking Accountを利用しているので、「アメリカに永住します!」という訳ではない限りChecking Accountを選択しましょう。
日本でいう定期預金のようなものだね。
ハワイで銀行口座を開設する手順
日本人でも口座を開設できるように、各銀行には日本人スタッフがいたり、ホームページで必要書類をまとめてくれていたりします。
「私には難しいかな?」という方もご安心ください。
きちんと事前に確認して準備をしていけば、誰でも口座をゲットすることができます。
どの銀行もざっくりとした流れは一緒なので、ご紹介していきますね!
銀行に行く
まずは口座を開設するために、銀行に来店しましょう。
どの銀行もワイキキに支店があるので、簡単にアクセスできます。
大抵日本語を話せるスタッフがいるので、英語が不安な方は初めに申し出ましょう。
”Is there someone who can speak Japanese?”と言えば伝わります。
書類に必要情報を記入する
所定の用紙に、個人情報などの口座開設に必要な情報を記入します。
事前に問い合わせると、日本語のものを用意してくれる場合もあります。
本人確認書類を提出
パスポートが必要になるので、必ず持参しましょう。
初期入金費用を提出
口座開設時にいくらか入金する必要があります。
銀行によって1ドルからOKのところもあれば、300ドルのところまであるよ。事前にチェックしておこう。
口座開設完了
4桁の暗証番号やサインを登録すれば、完了です!
デビットカードはその場でもらえる銀行もあれば数日要する銀行もあるので、あらかじめチェックして旅行日数に余裕をもって手続きしましょう。
そんなに難しくないでしょ!
ハワイのおすすめの銀行
ハワイの日本人向けの銀行を3つご紹介します。
どの銀行も、アメリカ非居住のハワイ旅行者の方でも口座を作ることができます。
銀行 | 日本語での口座開設 | ホームページ | 最低預金金額 | デビットカード |
---|---|---|---|---|
セントラル・パシフィック・バンク | 〇 | 英語/日本語 | 1万ドル(以下なら手数料20ドル/月) | 即日 |
バンク・オブ・ハワイ | 〇 | 英語 | なし | 後日郵送 |
ファースト・ハワイアン・バンク | × | 英語/日本語 | なし | 後日郵送 |
これはあくまで私の感想ですが、、、日本在住で日本語での口座開設を希望される方は、
・1万ドル以上預ける予定の方 → セントラル・パシフィック・バンク
・1万ドル以下預ける予定の方 → バンク・オブ・ハワイ
が現時点では無難かもしれません。
お好みもあるので、ご自身でホームページなどを見てから考えてみてくださいね!
Central Pacific Bank(セントラル・パシフィック・バンク)
セントラル・パシフィック・バンクは日系人によって設立された銀行のため、今でも日本語での対応が充実しています。
ホームページでも日本語で解説の流れが説明されているので、分かりやすいですよ。
またカスタマーサービスもしっかりしていて、日本へ帰国後も日本語で問い合わせをすることができます。
ワイキキでこんな看板も見つけました。。
口座維持料さえなければ最高なんですけどね・・・
ちなみに私もここで口座を開設しました。
事前に来店予約をしていかなかったので、当日は日本人スタッフが他の方の対応をされていて、「まぁなんとかなるか~」とそのまま英語スタッフにお願いをしました。
「Here, phone number.(指で差しながら)」みたいな感じでなるべく分かりやすく説明してくれたので、低い英語力でも無事に口座をゲットすることができましたよ~!
・ホームページ:ハワイで口座を開く | Central Pacific Bank (cpb.bank)
・日本語対応支店:ワイキキ支店(日本人スタッフが常駐)
・口座開設に必要なもの:パスポート、口座開設資金(1ドル~)
Bank of Hawaii(バンク・オブ・ハワイ)
バンク・オブ・ハワイは、ハワイ、グアム、サイパンおよびパラオでサービスを展開している、ハワイ最大の老舗銀行です。
ホームページや問い合わせは英語対応になりますが、ワイキキの支店に行けば日本語で対応してくれます。
デビットカードは、数週間後に日本の自宅に郵送されるのでご心配なく。
・ホームページ:Serving Our Community for 125 Years – Bank of Hawaii (boh.com)
・日本語対応支店:インターナショナル・バンキング・センター
・口座開設に必要なもの:パスポート、口座開設資金(25ドル~)
※マイナンバーカード番号が必要になる可能性があるので、念の為番号を控えておきましょう(カード本体は不要)
First Hawaiian Bank(ファースト・ハワイアン・バンク)
ファースト・ハワイアン・バンクは、ハワイ最古の銀行です。
ホームページも日本語で見やすく、口座維持料などもかからないので使いやすい銀行。
ただし、日本語対応スタッフが常駐していないとの情報が入っています。
昔はどこの店舗にも確実に日本人スタッフがいたのですが、最近はいたりいなかったりするのであまり期待しない方がいいかも・・・
<2023年11月22日 読者Hさんより情報あり>
読者Hさんが、ワイキキ支店で銀行口座を開設されました!
そのときの情報を共有してくださったので、みなさんにもシェアさせていただきます!
- 日本語の分かるスタッフが2名いた(常駐かは不明)
- 口座開設にかかった時間は約40分
- 事前に問い合わせをして申込用紙(日本語訳あり)を入手していたので、スムーズだった
- オンラインバンキングの設定もその場でやってくれた
(設定しないと、毎月封書が送られてきて2ドルかかる) - デビットカードは、約2週間後に日本の自宅へ配送される予定
英語での口座開設にドキドキされながら当日ワイキキ支店まで行かれたところ、日本語を話せるスタッフがいてとても助けられたとのこと。
いつもいるかは不明なので、また新しい情報が入り次第アップデートします。
Hさん、ご情報をくださりありがとうございます!
ご無事にハワイの銀行口座をゲットすることができて、よかったです!
・ホームページ:個人 | First Hawaiian Bank (fhb.com)
・口座開設に必要なもの:パスポート、口座開設資金(20ドル~)
ハワイで銀行口座を開設した方が良い理由3つ
ハワイの銀行口座を持っておいた方がいい理由は3つあります。
ハワイ滞在中に損をしないためにも、ぜひチェックしてみてください。
アメリカのデビットカードが作れる
口座を開設すると、アメリカのデビットカードが発行されます。
旅行時に現金を持ち歩くのは危険なので、カードを持っておくと安心!
ショッピングやレストランでのお会計も、スムーズになります。
ハワイはカード社会だから、ドルで払えるカードを一枚は持っておきたいところ。
ちなみにデビットカードは、口座に入っている金額分しか使えません。
非居住者はクレジットカードを発行することはできないので、デビットカード一択になります。
ドルで貯金ができる
ハワイ旅行に来るたびに円→ドルに換金していると、為替レートの影響を受けてしまいます。
(換金時の上乗せ手数料も取られて、もったいない!)
特に今は円安が止まらないので、日本の方は損している気分に・・・
でもハワイの口座にドルを預けておけば、円安になっても関係ありません。
為替の心配をすることなく、ハワイでお食事やお買い物を楽しむことができます。
自動引き落とし、小切手が使える
短期滞在者の方は、家賃などの自動引き落としや小切手が必要になる場合も。
銀行口座があればどちらも対応可能なので、必ず開設しておきましょう。
日本の口座から送金をすると、手数料もかかりますし為替レートの影響を受けてしまいます。
損しないためにも、口座開設はマスト!
ハワイで銀行口座を開設した後の注意点
ハワイで銀行口座を開設したあとは、いくつか注意点があります。
気付かないうちに損をしてしまう可能性もあるので、事前にチェックしておきましょう!
口座維持手数料
口座残高が一定額を下回る、もしくは一定期間(平均1年間)口座のやり取りがないと、口座維持手数料がかかってしまう恐れがあります。
銀行によりますが、毎月5~20ドル程度が自動的に引き落とされる可能性が。
ある程度の金額は口座に残しておく、そして年1回は日本でもカードで支払いをすることで防ぐことができます。
口座を開設する際に、スタッフの方にルールを確認しておきましょう。
簡単に開設できるからこそ、注意して損しないようにしよう!
海外送金手数料
日本⇔ハワイの口座で送金を行うと、送金・受け取り手数料と為替手数料がかかります。
目安として日本からハワイに送金をする場合には、日本からの送金手数料が約5,000円、ハワイでの受け取り手数料が10~20ドルほど。
さらに銀行が使用する為替レートには為替手数料が含まれているので、余分なお金を支払わなければなりません。
一回の海外送金で、一万円分損することも!
なるべく海外送金は避けるようにしましょう。
ATM手数料
口座を開設するとATMから現金を引き出せるようになりますが、口座を持っていない銀行のATMから引き落とすと手数料として1~5ドルが発生してしまいます。
ご自身の銀行以外からは、なるべく現金を引き出さないようにしましょう。
利用明細書手数料
毎月利用明細書が銀行から発行されますが、紙での発行となると都度約5ドルの手数料が取られてしまいます。
上手く登録した住所まで届かないと、さらに手数料として5ドルが追加されます・・・
オンラインで受け取るWEB明細書に設定しておきましょう。
まとめ
今回はハワイで銀行口座を開設するための手順や注意点をまとめました。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、旅行者の方でも簡単にできます♪
英語が不安な方も、日本語で対応してくれる銀行がほとんどなので安心。
ぜひこのページを参考にして、口座を開設してみましょう!