Aloha~♡
ハワイ在住のアロハ・クリエイター、森ユマです。
この記事では、グリーンカードのための健康診断(I-693)の流れや提出した書類を解説しています。
やることは多いし、英語だし、でヒーヒー言いながらもなんとか無事に終えました。
できるだけ詳しく体験談をご紹介しているので、同じように健康診断を受けられる方はぜひ参考にしてみてください♪
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グリーンカード申請に必要な健康診断(I-693)を受けてきました
グリーンカードの申請には、健康診断(I-693と呼ばれています)が必要になります。
この健康診断の目的は、「アメリカに住むのに足りていないワクチンを確認して打つ」こと。
私は4つのワクチンを打つことになったよ。
日本とアメリカでは打たないといけないワクチンも違うし、同じ日本人でも年代によって摂取してきたワクチンの種類や数は違うんです。
今までどんなワクチンを接種したのかを確認して、不足分を打つ。
シンプルなことなんですが、これが意外と手間がかかるんですよね・・・
一つずつ、着実に進めていきましょう!
健康診断(I-693)に必要な書類
私が実際に提出した書類が、こちら。
- パスポート
- I-693フォームの最初の2ページ(記入済み)
- 母子手帳(コピー可)
- 母子手帳の英訳
- コロナワクチン接種記録
I-693のフォームは、USCISの公式ページに載っています。(ダウンロードはこちらから)
母子手帳は、母に写真を撮って送ってもらいました。
ワクチンの接種記録のページと、ご自身のお名前が分かるページ(私は表紙にしました)が必要になります。
自分で母子手帳を英訳した方法は、こちらからご覧ください!
英訳だけ少し時間がかかったけど、他はすぐに準備できたよ。
健康診断(I-693)の流れ
では実際に、最初から最後までの流れをご紹介していきます。
詳しく書いたので、結構長めです!笑
参考になりますように!
クリニックを予約する
クリニックは、USCISに認定されている中から選ばないといけません。
登録されているクリニックは、こちらの公式ページから検索できます。
私はこの2つを条件にして選びました。
- 日本語が通じる
- 検査費用が安い
色んなクリニックに問い合わせをして費用を比較していく方もいらっしゃるようですが、私は知り合いに教えてもらったPodolny Richard MDさんに診てもらいました。
費用は$250。
日本語の案内もあるので、こちらに貼っておきますね。
メールをして1週間後に予約を入れてもらいました。
費用は比較的安い方だと思うよ。
必要書類を準備する
クリニックから「当日はこれを持ってきてね」との指示があったので、先ほどご紹介した書類たちを準備していきます。
I-693フォームは、クリニックによっては印刷していかなくてもいいみたい。
Podolny Richard MDさんは「最初の2ページだけ印刷して、記入した状態で持ってきてください」とのことだったので、家で書いていきました!
診察に行く
予約時間に到着すると、受付のお姉さんが案内してくれました。
まずは持ってきた書類を全部渡してチェックしてもらいます。
お姉さんは日本語が話せなかったので、頑張って英語で会話しました。ゆっくり優しく説明してくれたけど、難しかった・・・
お姉さんがチェックしてくれている間に、渡された問診票に回答していきます。
これは日本語バージョンもあったから、安心して進められました。
書類チェックが終わった後は、一緒に母子手帳の英訳を見ながらどのワクチンが追加で必要なのかを見ていきます。
まずはB型肝炎のワクチンが必要だね。アメリカでは小さいときに打つんだけど、日本では打たないんだよね。
そうなんだ!他にもある?
水疱瘡のワクチンは打ってないね。かかったことはある?
小学生の頃にかかったことがあるよ。
かかったことがあるなら、抗体ができてるかも。抗体があればワクチンは不要だから、最初にチェックしよう!
こんな感じで、一つずつチェックしていきます。
全部英語でのやり取りだったので、頭フル回転でがんばりました。
お姉さんとの会話が終わった後は、診察室に行って先生に診てもらいます。
身長や体重を確認したり、心臓音を聞いてもらったり。
簡単な質問をして、診察は終わりました。
先生は日本語で大丈夫だった!ゆっくりとした口調の優しいおじいちゃん先生♡
診察が終わった後は、お姉さんと今後の流れについて確認して終わりです。
そのまま採血しに行く
めんどうなことは一気に終わらせたい派なので、クリニックを出てそのまま採血に向かいました。
別日でも大丈夫なんですよ。笑
クリニックからもらったこの紙を持って行くと、採血してくれるようです。
採血を受けられる場所はいくつかあるみたいですが、アラモアナショッピングセンターの真横にあったのでやって来ました!
予約不要(というか予約できない)、そのまま入って「採血をお願いします。」というと案内してくれました。
この採血に保険は使えないよ、と事前に聞いていましたが。
費用は193ドル。た、高いよ。
受付が終わるとそのまま、
「じゃあこっちのブースに来て」
「はい、じゃあ採血するよ」
ぶすっ!
おそらく滞在時間は2分ほど。
ハワイとは思えないほどスピーディーでした。
血液検査の結果は、Podolny Richard MDへ直接送られます。
大体1週間はかかるみたい。
場所によっては1ヵ月かかったり、問い合わせをしてやっと送ってくれたりする、なんて聞いたこともあるよ。
さらにそのままワクチンを打ちに行く
血を抜かれたあと、そのままワクチンを打ちに行きます。笑
ターゲットの中にある、ロングスドラッグスの薬局へ行きました。
一番に左に「Vaccine check-in」のカウンターがあるので、クリニックでもらったワクチン受付票を出します。
私は4つのワクチンを打ったのですが、これが痛くて痛くて辛かった・・・
別日に分けられるけど、どうする?
一気に4つやっちゃって!
じゃあ痛みが分散されるように、右腕に2つ、左腕に2つするね!
同じ腕に4つやらなくて本当に良かった。
保険は使えず、全部で500ドル。
この日だけで既に1000ドル近く払っています。泣
その場で「ワクチン証明書」を発行してくれるので、受け取ります。
クリニックへ報告する
ワクチン接種を終えて家に着いてから、Podolny Richard MDへ報告メールをしました。
報告内容は2つ。
- ワクチン証明書を写真に撮って送る
- 採血を終えたから、1週間後ぐらいに結果が届く旨を伝える
あとは、クリニックに結果が届くのを待つだけ。
とにかくこの日にできることはやったので、帰ってバタンキューでした。笑
英語でのやり取りばっかりだったから、気を張りつめっぱなし。この日の夜はずっとぼーっとしてました。笑
クリニックから採血結果が届いたと連絡が入る
なんと、採血をしてから4日後に検査結果が届いたと連絡がありました。
最悪1ヶ月くらいかかるかなーと覚悟していたので、本当にラッキー♡
書類が準備できているとのことなので、クリニックへピックアップしに行きます。
この書類が必要なワクチンを受けていることを証明してくれるので、USCISに提出します。
開けたら無効になってしまうので、注意しましょう!
私たちは弁護士さんに依頼しているので、このままこの書類を渡しに行きました。
これで健康診断(I-693)は完了です。
よくある質問
実際に私が疑問に思ったことがあったので、分かった回答をまとめておきます。
健康診断(I-693)を受けるタイミングはいつがいいの?
健康診断を受けてから2年間は結果が有効なので、私はグリーンカード申請前に受けて、申請時に一緒に書類を提出しました。
インタビューが決まってから、健康診断を受けに行く人も多いみたいですね。
同じ時期にグリーンカードを申請していた友達はまさにそのパターンでした。
私はタスクをなるべく後に残したくなかったのと、弁護士さんとも相談をしてから、グリーンカード申請前に受けることにしました。
これは本当にカップル次第みたい。
夫婦二人とも必要?
アメリカ市民は不要、グリーンカード申請者のみ健康診断(I-693)が必要です。
私たちは、日本人女性(私)とアメリカ人男性(夫)だったので、私だけ受けました。
2人で受けていたら費用が大変なことになっていたので、私だけでよかったー!
まとめ
以上、グリーンカード申請のための健康診断(I-693)を受けたときの体験をご紹介しました。
終始英語でのやり取りでとても疲れましたが、大事なステップ。
必要と言われればやるしかありません。
なるべく細かく書いたので、同じように健康診断を控えている方のご参考になれば幸いです。
大変ですが、一緒に申請がんばりましょう!!